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磐田市の公園の駐車場は100園中33園。市街化調整区域に多い

公開 2026年8月29日 更新 2026年9月15日 約4,649字 読了目安 8分 文責 ATAWI PARK 編集部(富士ヶ丘サービス株式会社)

車で公園に行くときに最初に決まるのは、行き先ではなく「停められるかどうか」です。磐田市の公園100園を当サイトのデータベースで数えると、駐車場の記載や判定がある園は33園でした。市の施設ガイドに「なし」と書かれている園が2園、駐車場の記録がまだ入っていない園が65園あります。

この33園を、園ごとに記録している用途地域の欄で分け直しました。市街化区域の側にある63園のうち駐車場ありは16園で25.4%、市街化調整区域にある31園のうちは14園で45.2%です。園の数は調整区域のほうが半分ほどなのに、駐車場のある園の割合はおよそ1.8倍でした。

以下は2026年8月29日に数え直した記録です。なぜ調整区域に寄るのか、面積をそろえると差がどう動くのか、そして「駐車場あり」という記載が何を保証していないのかまで書きます。どの公園がよいかを当サイトが決める記事ではありません。

市街化区域と市街化調整区域を並べた図。駐車場の記録があるのは100園中33園で、市街化区域の側は63園中16園(25.4%)、市街化調整区域は31園中14園(45.2%)。

先に結論:駐車場ありは100園中33園、割合が高いのは市街化調整区域

Q. 磐田市で、車で行くことを前提に公園を探すなら、どのあたりを見ればいいですか。

A. 市街化調整区域にある園です。当サイトの100園のうち駐車場の記録がある園は33園。市街化区域の側は63園中16園(25.4%)、市街化調整区域は31園中14園(45.2%)でした。調整区域の31園は豊田・竜洋・御厨・向陽の4地区にしかありません。

この記事の数字は、当サイトの公園データベース100園を2026年8月29日に集計したものです。用途地域の区分は各園の記録欄にある表記をそのまま使い、駐車場の有無は市の施設ガイドの記載と当サイトの判定を合わせた値を使っています。市が公園ごとに駐車場の台数を公表しているわけではないため、この33園は「駐車場があると分かっている園」であって、「何台か停められる園」ではありません。ここを混ぜると、出かけた先で困ります。

駐車場33園用途地域100園を集計
図1磐田市の公園100園を用途地域の欄で分け、駐車場の記録がある園を数え直した結果。

数え方:用途地域の欄と駐車場の欄を突き合わせた

当サイトの公園データベースは、100園それぞれに用途地域の欄を持っています。内訳は「市街化(DID)」が39園、「市街化区域」が24園、「調整区域」が31園、記録のない園が6園です。前の2つはどちらも市街化区域の側なので、この記事では合わせて63園として扱います。磐田市が2024年4月5日に更新した「用途地域」のページには、第1種低層住居専用地域から工業専用地域までの12区分と無指定地域が並び、「なお、磐田市には田園住居地域はありません。」と書かれています。

駐車場の欄は2系統あります。1つは市の施設ガイドの「駐車場」の記載で、「有り」「あり」のほか、豊田高見丘公園のように「3台」と台数まで書かれている園もあります。もう1つは当サイトの判定欄です。どちらかで有となる園を数えると33園。「なし」と明記されているのは福田第1公園と新平山工業団地1号公園の2園だけで、残る65園はどちらの欄も空です。空欄は「駐車場がない」ではなく「分かっていない」という意味なので、支度の前提としては駐車場がないものとして扱うのが安全側です。

用途地域の区分園数駐車場あり割合
市街化(DID)39園8園20.5%
市街化区域24園8園33.3%
市街化区域の側 合計63園16園25.4%
調整区域31園14園45.2%
用途地域の記録なし6園3園50.0%

市街化調整区域については、磐田市が2025年2月27日に更新した「都市計画による規制の概要」のページに説明があり、「市街化調整区域内では、既存建築物の建替えや例外的に建築を認められる建築物以外は、厳しく制限されます。」とあります。家が建てにくい区域だという説明で、公園の駐車場について書かれているわけではありません。ただ、家が建て込まない場所に公園がつくられれば、敷地に余裕が残ります。ここから先は当サイトの推測です。

面積をそろえると、差が出たのは中くらいの公園だった

駐車場の有無は、区域よりも面積で説明できる部分が大きくなります。100園を面積で3つに分けると、3,000平方メートル未満の45園では駐車場ありが7園(16%)、3,000〜10,000平方メートルの21園では6園(29%)、10,000平方メートル以上の28園では17園(61%)でした。広い園ほど駐車場が付いている、という素直な結果です。面積の記録がない6園は別枠で、そのうち3園に駐車場があります。

面積帯市街化区域の側市街化調整区域
3,000㎡未満33園中5園(15%)12園中2園(17%)
3,000〜10,000㎡14園中0園(0%)7園中6園(86%)
10,000㎡以上16園中11園(69%)12園中6園(50%)

意外だったのは真ん中の帯です。3,000〜10,000平方メートルの園は21園あり、市街化区域の側の14園には駐車場の記録が1つもありません。同じ広さでも、市街化調整区域の7園では6園に駐車場があります。いちばん広い帯では逆で、市街化区域の側が16園中11園、調整区域が12園中6園と、市街化区域の側のほうが高くなります。かぶと塚公園や東大久保運動公園のように、市街地にも駐車場を持つ大きな園があるからです。差がついているのは大きな園ではなく、中くらいの園でした。

1園あたりに割り戻すと、見え方が変わります。市街化区域の側は63園で合計610,943平方メートル、1園あたり9,698平方メートル。市街化調整区域は31園で合計577,410平方メートル、1園あたり18,626平方メートルです。園の数は半分ほどなのに、面積の合計はほぼ並びます。駐車場は区域に付いているのではなく、面積に付いている。区域の差は、その面積の差が形を変えて出たものだと当サイトは見ています。

面積帯そろえて比べる駐車場
図2面積をそろえると、差がいちばん開くのは3,000〜10,000平方メートルの中くらいの公園。

地区で見ると、調整区域の公園は豊田と竜洋に寄っている

市街化調整区域の31園を地区で分けると、豊田16園、竜洋8園、御厨5園、向陽2園です。見付の21園、中泉の14園、福田の4園、豊岡の3園、南部の2園には、調整区域にあたる園が1つもありません。町名で数えた前回の記録と同じで、磐田の公園は地区ごとに性格が違います。旧市街の側には調整区域の公園がない、という言い方になります。

駐車場のある33園を地区で並べると、豊田10園、見付7園、御厨4園、竜洋4園、福田3園、中泉2園、南部1園、豊岡1園、向陽1園です。豊田は28園を抱える最も園数の多い地区で、そのうち16園が調整区域にあります。地区でいちばん多いのが豊田になるのは、園数が多いことと調整区域が多いことが重なった結果です。

車で行き先を探すなら、見る順番は決まります。まず近隣公園を見る。14園のうち11園に駐車場の記録があり、種別としては最も高い割合です。次に豊田と竜洋の園を見る。この2地区だけで、駐車場のある33園のうち14園に当たります。街区公園は51園中11園で、歩いて行く前提の公園です。

ただし、これは「豊田と竜洋の公園がよい」という意味ではありません。0歳や1歳を連れて15分だけ外に出るなら、家から歩いて行ける街区公園のほうが向いています。車を出すかどうかは、子どもの年齢と、その日の天気と、何時間いるつもりかで変わります。駐車場の有無は選ぶ条件の1つで、順位そのものではありません。年齢のほうから公園を絞りたいときは、幼児向けの遊具を100園で数え直した2026年8月30日の記録もあわせてご覧ください。

豊田・竜洋車で行く歩いて行く
図3調整区域の公園は豊田16園・竜洋8園・御厨5園・向陽2園。見付と中泉には1園もない。

「駐車場あり」が保証していないこと

当サイトのデータベースには駐車場の台数を入れる欄がありますが、2026年8月29日時点で値が入っている園は0園です。市の施設ガイドで台数まで分かるのは、豊田高見丘公園の「3台」だけでした。つまり33園の「あり」は、3台なのか50台なのかを区別していません。休日の午前に着いたら満車、ということは起こります。

駐車場から遊び場までの距離、ベビーカーで通れるかどうかを記録する欄も、値の入っている園は0園です。ベビーカー可否を100園で数え直した記事では、園内の可否と駐車場からの動線を分けて確認しました。正直に書くと、この33園という数字を当サイトはまだ信用しきっていません。市の記載と当サイトの判定という、出どころの違う2系統を足した数だからです。定義を書き残しておかないと、次に数え直したときの数字とつながらなくなります。

雷が近づく日の移動については、公園で雷が鳴ったときの退避先の確認で、東屋と駐車場の記録を照合しています。屋根の有無だけで待機場所を決めず、子どもと車内や建物内へ移る経路を先に確かめてください。

当サイトの考えとしては、この段階で駐車場の順位表を出すのは早すぎます。台数と入口の位置、そこから遊び場までの距離が入って、はじめて車で行くかどうかの材料になります。それまでは、あるかないかの一覧までにとどめます。条件別さくいんの「駐車場」も、同じ33園を並べただけのものだと思って読んでください。

出発前の確認台数は未記録路上には停めない
図4台数・入口・遊び場までの距離は100園すべて未記録。「あり」は台数を保証しない。

車で行く前に、今日できる確認

料金の根拠は、磐田100園の駐車料金欄を数えた記事で確認できます。2026年9月15日の料金欄は全園未記録で、駐車場の存在が分かることと無料と確認できることは別です。

今日できるのは、行き先を1つ決めることではなく、候補を2つ持っておくことです。駐車場の記録がある33園でも、着いてみないと台数は分かりません。

  • 行き先の園が市の施設ガイドに載っているか見る。駐車場の欄に何と書いてあるかを、そのまま読む
  • 「記載なし」の園は、駐車場がないものとして支度する。ベビーカーか自転車かを先に決めておく
  • 台数の見当がつかないときは、近隣公園か地区公園を候補にする。街区公園より駐車場を持つ割合が高い
  • 満車だったときの2番目の候補を、同じ地区の中から先に決めておく
  • 路上や近くのお店の駐車場には停めない。満車のときほど、この約束が効く

用途地域や市街化調整区域かどうかは、磐田市の地図情報提供サービスで住所から見られます。公園を選ぶために必ずしも要る作業ではありません。ただ、磐田へ引っ越してくる家庭なら、家の周りに歩いて行ける公園があるのか、車を出す前提になるのかは、この区分でだいたい見当がつきます。

よくある質問

磐田市で駐車場のある公園は何か所ですか。

2026年8月29日時点の当サイトの集計では、100園のうち33園です。市の施設ガイドに「有り」などの記載がある園と、当サイトが有と判定した園を合わせた数になります。「なし」と明記されているのは2園、どちらの記録もない園が65園あります。記録のない園は、駐車場がないものとして支度してください。

「駐車場あり」と書いてあれば停められますか。

台数までは分かりません。当サイトのデータベースで台数の値が入っている園は0園で、市の記載で台数が分かるのは豊田高見丘公園の「3台」だけです。街区公園の駐車場は数台のことがあります。満車だったときにどこへ移るかを、家を出る前に決めておくほうが確実です。

市街化調整区域かどうかは、どこで調べられますか。

磐田市の地図情報提供サービスで、住所から用途地域などの都市計画の情報を地図で見られます。市の「用途地域」のページ(2024年4月5日更新)に案内があります。書面の証明が必要なときは市の担当課で交付を受けられますが、公園に行くだけなら地図で確かめれば足ります。

出典・参考

本記事は磐田市の公開情報と当サイトの公園データベースにもとづく編集ノートです。個々の公園の設備・状態は現地および磐田市(都市整備課 0538-37-4806)でご確認ください。

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