磐田市の公園から津波避難先を調べる|福田の親子向け
子どもの年齢や当日の天気、車を置く場所で、公園で遊び始める地点は変わります。福田で津波避難先を調べるときは、まず市の施設ガイドで遊ぶ公園を見つけ、次に市の津波避難施設位置図の東エリアを開きます。福田公園は番地、はまぼう公園は太田川の右岸が手掛かりです。遊ぶ場所から見た施設の記号を、市の一覧で名前と入口の資料に結び付けましょう。
11月5日は津波防災の日です。これは平時の下調べです。海辺で強い揺れや弱くても長い揺れを感じたとき、津波警報などが出たときは、地図を調べ続けず、ただちに海辺や川沿いから離れ、より高い安全な場所へ避難してください。
市の地図を開く前に、遊ぶ場所を一つ決める
福田公園で砂遊びをする日と、はまぼう公園で芝生を歩く日。どちらも「福田へ行く」で予定は通じますが、地図を開くときにはこの違いが要ります。2026年11月5日に磐田市の公園台帳を旧福田地区で数えると5園あり、名前に「福田」が入る福田公園と福田第1公園だけでも別の場所です。まず家族が行く公園の正式名を確かめます。
市公式サイトの「ページ番号検索」で1001139を開くと、「津波避難施設位置図」の東エリアと西エリアを選べます。福田で使うのは東エリアです。もう一つ、施設の住所や階段を読む「津波避難施設一覧 公共施設」(1001138)を開いておきます。紙で持つなら、図の凡例と、後で照合した施設名の両方が残るようにしてください。
公園が指定避難所の一覧に載るかを調べた記録は磐田市の公園と避難場所にあります。今回は、公園にとどまれるかを園名から判断せず、そこで遊んでいる自分と子どもを地図の出発点に置きます。
福田公園は「福田中島3756-1」から探す
市の施設ガイドでページ番号1003404を開くと、福田公園の所在地は磐田市福田中島3756-1です。地図を開いたら、地名を福田中島まで読みます。公園台帳で福田第1公園を引くと同じ福田中島でも番地は1728です。地図アプリの最初の候補を押したときほど、末尾の番地を見比べると取り違えに気づけます。
福田公園には、市の施設ガイドに野球場、多目的広場、テニスコート、砂場が載っています。住所は共通です。たとえば砂場で遊ぶ予定なら、地図で公園の住所を見つけたところで一度止め、家族のメモには「砂場から、外の道路へ出る口」と書きます。到着前にその出口が特定できなければ、そこは空欄にしておき、平時の到着時に大人が確かめます。
車で来る日は、駐車場を地図の中心にしたままにしがちです。ところが、子どもと過ごすのは車を降りた後の場所です。車に荷物を取りに戻る前提で道を書くと、遊ぶ地点から離れる最初の判断を間違えます。地図に印を付けるなら、行きの目的地に付けた駐車場の印とは別に、遊ぶ側の出口を記してください。
はまぼう公園は「太田川右岸河川敷」から探す
はまぼう公園の市の施設ガイドはページ番号1003360です。所在地欄にあるのは番地ではなく「太田川右岸河川敷」。右岸は、川の上流から下流を向いたときの右側です。スマートフォンをどちら向きに持っても意味は変わりません。番地を補って検索するより、このページにある「地図を表示する」を開く方が、同じ川の別の岸を出発点にしてしまう心配が減ります。
施設ガイドの地図で公園と川の位置関係をつかんでから、東エリアの位置図に戻ります。川の曲がり方と道路が川を横切る位置を手掛かりに、同じ範囲を探してください。橋は二枚の地図を合わせる目印です。橋が見えたことだけで、そこを渡る道を避難経路に決めることはできません。川の反対側にある赤丸が画面上では近く見えることにも注意が要ります。
所在地が河川敷というだけでは、芝生のどこで遊ぶか、そこからどこを通って上へ出られるかまでは決まりません。右岸という言葉を子どもに覚えてもらう必要もありません。家族で下見するなら、河川敷から離れる側の目印を同じ場所から指させるかを確かめます。別の日に遊ぶ場所を変えたら、その地点から見える目印を改めて選びます。
東エリア図の赤丸「セ」を施設一覧で引く
東エリア図の右上には凡例があります。オレンジ色の実線は国道150号線、青い点線は海岸から2kmの線、赤丸が避難施設です。青い点線を目標に道路をたどる読み方はできません。色が見分けにくい小さな画面では、先に凡例を拡大して、実線・点線・丸印の形を見分けておきます。
照合の練習には、図の下の方にある赤丸の「セ」が使えます。図では「福田タワー」と短く書かれ、市の公共施設一覧で同じ「セ」を開くと正式名は「福田津波避難タワー」、所在地は磐田市福田4898-1、階段は屋外です。「チ」は別の施設で、中川排水ポンプ場を指します。地図に書かれた短い名前で迷ったら、記号を控えて一覧の見出しに戻ってください。
この照合で得られるのは、印が指す施設名と所在地、施設の造りです。「セ」が両園からいちばん近い、あるいはどちらからもそこへ向かえばよいという結論は出ません。施設の詳細図も開き、公園の出口から施設のどちら側に着く道か、屋外階段に近づく側はどこかを見てください。建物の中央に置いたピンと実際に上り始める場所には違いがあります。
下見のメモには、親子で歩けた区間だけを書く
私は公園の所在地を調べるとき、地図に線が引けると所要時間まで書きたくなります。でも、親が知りたいのは、片手で子どもの手を握ったまま、その道を通れるかです。今回、両園から避難施設までの段差や入口の通りやすさはまだ見ていません。徒歩何分という数字を載せるより、「出口から道路までを、子どもと平時に確かめる」と一行残す方が役に立つと考えます。
メモを二人で共有するなら、「出発する所/途中で曲がる所/上り始める所」の順に、自分たちが見た目印を一つずつ書きます。たとえば、施設の名前は確認できても、階段のある側まで歩いていなければ、最後の欄は「入口は次回確認」です。抱っこの子がいる日、上の子と手をつなぐ日とで、階段の前で必要になる手の数も違います。施設一覧の「屋外」という一語だけでベビーカーのまま上れるとは判断できません。
公園選びの段階なら福田地区の公園を比べた記事、ベビーカーでどこまで通れるかを台帳で調べる際はベビーカーの通行記録を調べた記事も参照できます。避難に使う道に未確認の箇所が残る日は、先に下見をするか、親が道を知っている別の遊び場を選ぶ余地があります。
よくある質問
市の施設ガイドの「徒歩約8分」は避難時間ですか?
はまぼう公園の約8分は「福田交番前」バス停から公園までの交通案内です。福田公園の約12分も「新道」バス停からの案内です。公園から津波避難施設へ向かう時間は、どちらの数字からも読み取れません。 手元のメモで時間を残すときは、「どこからどこまで」を数字の隣に書くと、普段の交通案内との取り違えを防げます。
市の位置図の青い線を越えれば安全ですか?
青い点線は海岸からの距離を表します。安全の境界や避難経路を示す線ではありません。平時は避難施設の記号と市の資料を照合して、遊ぶ地点からより高い安全な場所へ向かう道を確認してください。
海辺で長い揺れを感じたら、先に施設名を調べますか?
その場での検索を待たず、直ちに避難してください。津波警報などを見聞きしたときも同じです。家族が当日スマートフォンを開かずに動けるよう、出発前と平時の下見で地図を使います。
出典・参考
- 磐田市「津波避難施設一覧 津波避難施設位置図」ページ番号1001139・東エリア図(2026年3月25日更新)
- 磐田市「津波避難施設一覧 公共施設」ページ番号1001138・セ、チ(2025年1月6日更新)
- 磐田市公式サイト(トップのページ番号検索から上記資料へ)
- 磐田市「施設ガイド 福田公園」
- 磐田市「施設ガイド はまぼう公園」
- 福島県「津波防災の日の由来」(2022年11月2日更新)
- 気象庁「津波について」
- ATAWI PARK 公園台帳(旧福田地区・所在地)/磐田市(CC BY 3.0)
本記事は磐田市の公開情報と当サイトの公園データベースにもとづく編集ノートです。個々の公園の設備・状態は現地および磐田市(都市整備課 0538-37-4806)でご確認ください。